仙台市は,予防接種法に基づき,65歳以上の高齢者を対象にインフルエンザ予防接種を令和7年10月より実施します。重症化を防ぐために,流行前のワクチン接種が有効です。(※予防接種を受ける法律上の義務はありません)

●インフルエンザとは

インフルエンザは感染力が強く,症状は普通のかぜに比べて高熱,頭痛,関節痛,筋肉痛などの全身症状が強く,気管支炎や肺炎などを合併し,重症化することもある病気です。予防の基本は,流行前に予防接種を受けることです。また,外出後の手洗いを心がけ,室内は適度な湿度(50~60%)を保ち,栄養と睡眠を十分にとりましょう。インフルエンザが流行してきたら,人混みや繁華街への外出は控えましょう。

●対象者

仙台市に住民票があり,接種日に【1】65歳以上の方,【2】60歳以上65歳未満であって心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方(障害については身体障害者手帳1級に相当する程度)

原発避難者特例法の対象となる13市町村(*)から仙台市に避難されている方も対象となります。

●接種期間(当院では)

令和7年10月2日(木曜日)から令和8年1月31日(土曜日)まで

※流行前の12月上旬までの接種が効果的です。

●接種費用

1,500円(ただし,1,500円で受けられるのは接種期間内1回のみです)

※生活保護世帯,市民税非課税世帯に属する方,中国残留邦人等支援給付制度受給者の方は無料(ただし,無料で受けられるのは接種期間内1回のみです)

*接種に関してご不明の点は仙台市のホームページをご確認ください。